PLS はデバッグ用のトレース設定を自動化します

更新日: 12 年 2023 月 XNUMX 日

「SimplyTrace」は、同社の「UDE」(ユニバーサルデバッグエンジン)ツールの2023年リリースに含まれる拡張機能で、当初はInfineonのAurixファミリー、CoreSightデバッグおよびトレースを備えたArm Cortex MCU、およびNexus Class 3トレースサポートを備えたPowerArchitectureデバイスで動作する。

PLS によれば、「トレースを効率的に使用するには、使用するマイクロコントローラーのトレース システムを最初に設定する必要があります。」 「これは通常、些細な問題ではありません。 プロセス全体には時間がかかる場合があり、多くの場合、SoC のトレース システムに関する深い知識が必要になります。」

PLSのUAD2nextデバッグハードウェア

トレース拡張機能は、典型的なユースケースからトレース関数を取得し、それをコンテキスト依存的な方法でデバッガーのビューに添付します。これは、ユーザーに関する限り、必要な基礎となるメカニズムの知識がなくても行うことを目的としています。

たとえば、上記の PLS では、「ソース コード行からのトレース」または「ソース コード行へのトレース」の使用例に対して、トレース記録をソース コード ウィンドウから直接設定できます。

同社によると、経験豊富なユーザーは、UEC(ユニバーサルエミュレーションコンフィギュレーター)などの通常のUDE構成ツールを使用して、結果のトレース構成をカスタマイズしたり、テンプレートとして使用したりできるという。

「この実装は、さまざまなレイヤーにわたる抽象化の増加に基づいています」とPLSは述べています。 「最下層にはオンチップ トレース コンポーネントの機能が含まれており、最上層はソフトウェア開発者のユースケースを反映しています。 このアプローチにより、新しいトレース アーキテクチャやさらなるユースケースに関してシステムを拡張することが容易になります。」

これまでに、一般的に使用されるプログラム トレース機能と、変数へのデータ アクセスの観察などの基本的なデータ トレース機能が提供されてきました。 レジスタ アクセスのデータ トレースやリアルタイム オペレーティング システムのタスク トレースなどは開発中です。

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