MACMIC MMD200S160B は、 IGBT (絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ) モジュール 特定の機能、アプリケーション、および最大定格を備えています。 提供される情報の内訳は次のとおりです。
特徴:
- 低い順電圧: この IGBT モジュールは、順方向に電流を流したときの電圧降下が低いため、電力損失が低減されます。
- 高いサージ電流耐性: 定格連続電流を超える短時間の電流スパイクである高サージ電流に対応できます。
- 低漏れ電流: モジュールの漏れ電流は低く、オフ状態のときに流れる電流が最小限であることを意味します。
- 低インダクタンスパッケージ: パッケージ設計により、インダクタンスが最小限に抑えられます。これは、高速スイッチングと電圧スパイクの低減に重要です。
アプリケーション:
- DC モーター用フィールド電源: この IGBT モジュールは、DC モーターに電力を供給するために使用できます。
- トランジスタ化ACモーターコントローラー用のライン整流器: AC モーターコントローラーの整流器として機能します。
- AC/DCコンバータ用の非制御整流器: AC/DCコンバータ回路の非制御整流器としても使用できます。
最大定格と特性 (指定のない限り、25°C で):
- コレクタ・エミッタ間電圧 (Vces): 最大コレクタ・エミッタ間電圧は1600Vです。 この電圧を超えるとデバイスが損傷する可能性があります。
- ゲート・エミッタ間電圧 (VGES): ゲート-エミッタ間電圧は±20Vまで可能です。
- コレクタ電流 (Ic): この条件下での最大コレクタ電流は 200A です。
- コレクタ電流ピーク (Icp): 最大 400A の短時間のピークに対応できます。
- コレクタ電力損失 (Pc): 最大消費電力は781Wです。 これを超えると過熱して破損する可能性があります。
- コレクタ・エミッタ間電圧 (VCES): このモジュールは、コレクタ-エミッタ間電圧で最大 3000V まで耐えることができます。
- 動作ジャンクション温度 (Tj): 推奨動作温度範囲は最大 +150°C です。
- 保管温度 (Tstg): モジュールは -40°C ~ +125°C の範囲で保管してください。
- 取付ネジトルク: モジュールの取り付けにはM5ネジを使用し、トルクは3~5N・mとしてください。
- 総重量: このモジュールの標準重量は 175g です。